五月人形・雛人形とは

人形は子供(特に女児)の遊び道具として使用されてきました。 代表的な遊び方としては、人形を擬人化して日常生活を再現する「ままごと」や、 人形の衣服を交換し組み合わせなどを楽しむ「着せ替え」などがありました。 雛人形は女の子の幸せを願うお人形です。

文化の円熟した元禄時代になると、外飾りではなく室内に飾るミニチュアサイズの幟が登場し、 同時に弁慶や義経等の史実に残る勇猛な人物の武者人形や疫病から人々を守る鍾馗様が盛んに作られ飾られるようになります。 この頃から武家と庶民の飾りに差異が無くなり、外飾りではなく室内に飾る内飾りが主流になり、 現在に近い形の端午の節句のお祝いの仕方が普及していきました。

子どもの成長を願うとき

女の子が美しく、健康に育つよう願いを込める雛人形。 昔も今も、お子様の成長を願う気持ちに変わりはありません。 ことに、女の子の初節句は、一段と華やかにお祝いしてあげたいものです。 破魔弓も同ような起源を持っています。

羽子板で突く羽根の玉、あの黒くて堅い玉は「むくろじ」という大木の種です。 この「むくろじ」は、漢字で「無患子」と書きます。「子が患わ無い」という意味です。 つまり羽子板は、赤ちゃんの無病息災の意味なのです。また、羽子板の羽根がトンボに似ていることから、 蚊を食べるトンボ、つまり蚊は羽根を恐れるため、ひいては子が蚊に刺されないようにという、同じような無病息災の意味ももっています。

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